山陰・鳥取県 日南町。井上靖や松本清張とゆかりの深い<<文学の町>>。日野川源流と高原特有の気候に恵まれた<<特産品の町>>。町の90%が森の<<林業の町>>。
ノジュール群(のじゅーるぐん)
 
地元の人から「目玉石」と呼ばれて親しまれている地球の不思議
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写真01の説明文
写真01の説明文
写真02の説明文
写真03の説明文
 ノジュールとは聞き慣れない言葉ですが、地質用語で地層中にできた塊のことです。日南町のノジュールは、直径70〜80cmもあり、砂岩層から突き出るようにいくつも並んでいます。奇妙な形で、地元の人には「目玉石」と呼ばれて親しまれています。

 ノジュールは、化石や砂粒を核として、その周辺の石灰分が地下水の作用で固まって出来たものと考えられています。その大きさ、数量、並び方など、他に類を見ない珍しい地質現象として、1986年(昭和61年)に日南町の天然記念物に指定されています。

 多里から南の新屋付近にかけての日野川両岸一帯は、標高450〜650mのなだらかな山地です。この山地は、礫岩層(石ころの地層)や砂岩層、泥岩層が交互に何層にも重なって厚くなった地層から成り立っています。その厚さは全体で150mにもなります。この地層を多里層と呼んでいます。多里層は海岸近くに堆積した地層で、ときには陸域から海域にも砂や泥を堆積しました。そのため、今から1,600〜1,400万年も前(新生代第三紀中新世)に海に生息していた貝やウニなどが、化石としてよく見つかります。ここ日南町でも貝・ウニ・カニ・植物などの化石が見つかっています。こんな山奥にかつては海があったのだと思うと、すごく不思議です。

 ノジュール群へは、国道183号線にかかる中園橋の南のたもとから露頭まで案内標識が出ています。地球の不思議を感じてみてはいかがでしょう。
住所 鳥取県日野郡日南町新屋字青滝畑
駐車場 なし

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